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ちょっと纏まりのある文章を書こうという意識が強すぎるので、ここらで崩す。
二百字縛りよりも、文章としての纏まりを求めないことにしたほうが書きやすい。以上独り言。
ゆうべからぐっと冷え込む。寒さには殺伐としたところがある。でもこうも言える。暑さには殺伐としたところがあると。どちらもそれらしく聞こえる。適温な感じでない、どこか極端さを感じる気候は殺伐の印象と結びつくということか。
寒さに関していうと(暑さのことは今覚えてないから)、物と物のあいだの空洞感が強まるとおもう。間がすかすかで、充たされてない感じ。空間が隙間っぽくなる。物や人が遠くなるのでその隙間に幽霊的なものが入り込むのも夏よりたやすいだろう。夏に幽霊が欲しいのは願望なので、欲しくもない冬のほうに相性はいい気がする。